eveで仮想NW環境を構築する-JUNOS編

自宅のPCでサクサク使うために軽めのJuniper-oliveとJuniper-fireflyのラボを作成する。 ※JUNOSはvQFXが仮想OSとして提供されているが、リソースを食いそうなので会社の検証環境に入れてみて後日記載予定

事前に必要なもの
  1. 仮想版JUNOSダウンロード(無償)
  2. VMwareWorkstation15player(無償)
  3. eve(無償)

※2~3はeveで仮想NW環境を構築する-Nexus9K編 - 38pinn’s blog参照 基本、OSSなど無償のツールを使うポリシーです。

Junosのダウンロード

UnetLab - Google ドライブ

Juniper.7zをDLし解凍

※ググったら出てきたのでDLさせてもらった。

JUNOSの配置


■ Juniper-Olive L3機能の仮想版
eveにCLIでログインし、以下パスを作成
/opt/unetlab/addons/qemu/olive-12.1X46-D20.5-domestic
ダウンロードしたファイルを解凍し以下の階層にあるhda.qcow2をSCPで転送する
>Juniper>Junos Olive>olive-12.1X46-D20.5-domestic>hda.qcow2


■ Junos FireFlyはSRXfirewall)の仮想版
eveにCLIでログインし、以下パスを作成
/opt/unetlab/addons/qemu/vsrx-12.1X44-D10.4-domestic
ダウンロードしたファイルを解凍し以下の階層にあるhda.qcow2をSCPで転送する
>Juniper>Junos FireFly>hda.qcow2

設定を反映する

eveのコマンドラインで以下の1行を実行する。 ※実施しないとOSを認識しないので注意

/opt/unetlab/wrappers/unl_wrapper -a fixpermissions

ブラウザでeveにログインする

f:id:pinn38:20200118114352p:plain
ブラウザに★IPアドレス指定してログインする。(デフォルトはadmin/eve)


NW構成にJunosノードを追加する

ここでノード追加するときにOSファイルが選択可能であればOSの登録は正常に実施できている。選択できない場合は手順を再確認すること。

f:id:pinn38:20200211100925p:plain
eve_olive



仮想JUNOSを起動する

f:id:pinn38:20200211101816p:plain
ノードをクリックするとログイン用のターミナルソフトを選択可能。

vJunosも物理ノードと同様に最初にcommitするまでrootのパスワードを変更し、ユーザを作成する必要がある。以下参考。

giste544014bcfb7ed51fda776058411f1f5

次回のUP予定

eveにLinuxを追加しNWノードのマネジメントプレーンを作成する。